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朝、犬の散歩に行くまでは、木曽の赤沢休養林を歩くつもりでいた。ところが、月初の月曜日ということもあって何かとやらねばならぬことが多く、店を出るのが遅くなりそうなことに気がついた。店から赤沢までは優に1時間以上はかかるから、暗くなる時間から逆算すると、歩ける時間は2時間ほどしかない。せっかく赤沢まで行くのなら、ゆっくりと歩きたい。そこで、今回は赤沢を見送って近場の鷲が峰に登ることにしようと、犬のお尻を見ながら予定を変更した。八島の駐車場までなら30分。鷲が峰を下りてきて、湿原も一回りする余裕もありそうだ。 予想通りに雑用が重なり、昼を過ぎてから店を出る。台風一過の秋晴れを期待していたのだけれど、どうにも雲行きがあやしい。真っ黒な雲と青空をバケツでかき混ぜてぶちまけたような空だ。 和田峠に着くと、鷲が峰は濃いガスに包まれ、横殴りの雨が降っていた。即断でヤメ。そのままビーナスラインを霧ヶ峰へ。さて、どーする? 北八ッ周辺も雲が低い。白樺湖に下っていくと、富士見周辺は明るく日が差しているのが見えた。よし、あそこまで行こう。白樺湖から大門街道を下り、新しくできたパノラマラインを突っ走って、原村から鉢巻道路に上る。なんてったって、ここは18年間毎週走っているわが配達コースだから、目的地までどこを走ると一番早いか、すぐにルートが浮かんでくるのだ。 鉢巻道路まで上がると、見上げる八ヶ岳も黒い雲に覆われてしまった。雲から逃れるように走っていくと、なんと、正面に富士山が輝いているではないか! これだ。今日は富士山を眺めよう。富士見を通り越し、編笠山の小渕沢側にある登山口の観音平に着いたのは、もう1時半だった。黒雲に追われて二転三転、近場のはずがまた遠くまで走っちまった。 編笠山から吹き下ろしてくる冷たい風を背に、コンクリートのベンチで遅いお昼を食べる。テルモスの温かいお茶がおいしい。ついこの間まではPETボトルの冷たいお茶をがぶ飲みしていたのに。 編笠山の中腹、雲海まで登ってみることにして、落ち葉の道を歩き出す。 ミズナラとカラマツの林、下生えはミヤコザサ。風呂敷の中を歩いているような、純日本的な気分。 栂の木の向こうは黄金のカラマツ林。 足元はミズナラの落ち葉。どんぐりは落ち葉の下に隠されてしまった。母なる木はどんぐりたちに、はらはらと落ち葉のふとんを掛けてあげたのだ。 40分ほどみっちりと登ると雲海に着いた。東京から夜行の電車で小渕沢まで来て、暗いうちから登り始めると、ちょうどこのあたりで夜が明けて雲海が見える・・・、という地名の由来ではないかと勝手に想像をする。 ところが今日は雲海ではなく、振り返ると富士山がいた。雲の合間から少し雪を被った頂上が顔を見せる。学生の頃、毎年11月下旬の連休は、富士山で冬山のトレーニングがあった。雪が降った今日は、あのすごい風が吹いているんだろうなぁ。 下りは富士見平への道へ。落ち葉が積もって、ルートがわかりにくい。 ところどころにカエデがあって、足元を彩ってくれた。1500m以上の山では紅葉も落ち葉になって、そろそろ冬すがた。来週からは、もう少し標高の低いところへ行くことにしよう。
by organic-cambio
| 2010-11-04 18:20
| 戯れ道中
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