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毎年われらの正月休みは、2日から西宮で過ごし、5日に信州へ戻るというお決まりのパターン。その帰り道も去年は右に行ったから今年は左に行こうという具合で、その年の気分に応じてあっちのお寺やこっちの街をほっつき歩いてから帰ってくる。
例年、どこかのお寺に寄ることが多かったのだけれど、今年の帰り道はお寺をやめることにした。だって寒いんだもんね、冬のお寺って。特に今年は冬型が強くて風が冷たいから、京都を素通りして琵琶湖を北にぐるりと回って帰ることにした。その経緯は雑言NO.908に詳しく書いた。 大津から北へ進むとどんどん空は暗くなり、べちょべちょの雪が田んぼを覆いつくすようになる。カバタの郷である高島市針江のことを探しに道の駅によると、こんな風車が建っていた。ここで見つけた地図を頼りに、針江の集落に入っていく。 ようやく見つけた案内所「生水の郷」は無人。9日までは正月休みだった。しかたなく周りの路地を歩いてみようかと思ったが、数年前にNHKの番組で取り上げられて以来、急激に観光客が増えて困惑しているので、集落内の見学は必ずボランティアの案内人と一緒に歩いてほしい、という旨の注意書きがあったのでやめることにした。 TVなどの影響で、静かな里がいきなり観光地になってしまい、普段の生活がかき回される、という事態が最近はよく起きていると聞いていたので、そんな迷惑な闖入者になりたくはない。 ちらりとのぞいた針江の集落は、道沿いに澄んだ水を湛えた水路が走り、枡の中にコイが泳いでいて、水の豊かな郷だった。じっくりとカバタを見るために、ここはもう一度来なくてはならない。 針江からさらに北に向かって、マキノのメタセコイアの並木へ。この並木は写真家の今森光彦の本で知り、一度見てみたかったのだ。危ないけれど、運転しながらパチリ。 メタセコイアとは・・・これを読んでください。 街中の街路樹とは違って、いくら背が高くなっても、どんなに葉を落としても、ここなら文句は言われない。最初に植えることを考えた人は、長い時間をかけて景観が作られていくことをちゃんと考えていたのだ。出来上がった景観を眺めるのは誰にでもできるけれど、時間とともに変わっていく景観を予測するのは難しいことだと思う。 メタセコイアの樹勢はきれいな三角錐を描く。 マキノから琵琶湖の北端を回って長浜に。黒壁スクエアという一角に車を止めて歩く。古い商家が建ち並んでいて、歴史を感じさせる街。漫画チックなのぼりがたくさん立っているので「あれは何だ」とカミさんに聞くと、ことしのNHKの大河ドラマがこの長浜を舞台にしているので、その便乗イベントなのだそうだ。はぁ、TVを見ないもんでそんなこと全然知りませんでした。 琵琶湖と言えば、これだ。鮒鮨だ。ニゴロ鮒1匹で5775円也。でも食べられるかどうかも分からないから、とりあえず切り身になって真空パックされた、絶対に匂いが漏れなさそうなものを恐る恐る求める。1365円也。キョーレツと言われる独特の匂いを味わってみたいのだけれど、今日現在、まだ冷蔵庫の奥に鎮座している。 通りの辻にあった古い建物の中から外を眺める。 2階から通りを見下ろす。こうして少し引き気味に家々を見るといいけれど、通りからウィンドウを見ると、並んでいるのはケバくて安っぽいみやげ物が多かった。古い街並みの景観は、観光客相手の商売とは相いれないものがある。観光客向けの商売が増えると、街並みの景観が崩れるように感じるのは、ひとえに見る側の頭が固いからだろうか。
by organic-cambio
| 2011-01-27 19:35
| 戯れ道中
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