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さて、夏休みも終わりました。あとは大晦日までひたすら毎日営業の日々になるのでありますが、この毎日の営業を笑顔で過ごすための夏休み。おかげさまで大変充実した6日半を過ごすことができました。そこで、少しだけですが皆さまにもおすそ分けを差し上げたく、また数回にわたって旅のお話にお付き合い下さいませ◆今年の目的地は長崎。信州から九州に行く場合、松本や名古屋から飛行機に乗るか、名古屋まで出て新幹線という人がほとんど。片道で1000㎞あるのだから、車だと日がな一日走りっぱなしになってしまう。でも、飛行機は高いのね。松本から福岡までは片道で3万円。二人で往復すればそれだけで12万円也。6日間の交通費、食費、宿泊費をすべてひっくるめて10万円強で済ませようというビンボー夫婦には、とても乗ることができない高嶺の花。だから、ひたすら地面を走って関門海峡を渡ることにした。実は、高速道路料金と燃料費を足せば航空運賃の半分近くになり、時間短縮効果を考えると決して車で行くことが安いとは言えないのだけれど、あえて自分で車を走らせて行こうとするところが、勝手に名づけた「移動欲」というものなのだ。12時間かけて走ったところにやって来た充足感という、ちょっと普通の人には理解し難い欲望なのかもしれない◆今回の一日目は昼まで仕事をして、甲子園の近くにあるカミさんの実家に夜9時に転がり込んだ。預かってもらっている我が家の4番目浪人娘は甲子園球場でアルバイト中。高校野球が始まってからは朝が早くなり、さらに暑さで疲れ果ててしまったようですでに夢の中。娘とは翌朝に1~2分顔を合わせただけだった◆二日目は混雑する道路を避けながら門司港まで。どこが混んでいるかを早めに知って避けて走るのは、ちょっとゲームのような感覚。広島が混んでいるようなので山陽道を避けて中国道で西へ。さすがに休み前の忙しさの疲れが出てきて、久々に腰が痛い。車を降りると年寄りのように腰が曲がったままになってしまった。夜は地元の魚を握るという回転寿司を食べ、予約しておいた1泊4200円の安宿に。海峡のすぐそばだったので、ときどき船の汽笛が聞こえた◆三日目は門司港の古い町並みを巡ってから長崎へ。35℃の灼熱の街中をPETボトルで水分を補給しながら歩く。お昼はちゃんぽんと皿うどん。夜は市内から山に上がった市民の森にテントを張った。無料ながら管理施設に近く、きれいなトイレや洗面所も使えてカミさんはひと安心。市内からほど近い山の中で、市民でもない旅行者がこんな設備を使わせてもらえることに感謝。山を下りて中華街で夕食。稲佐山の中腹にある温泉で汗を流して山に戻る。ちょうどナントカ流星群が出現する夜だったらしく、夜中に歓声で目が覚めた◆今回はこの長崎までの宿泊は予約をしておいた。お盆前の混雑に巻き込まれて着くのが遅くなると、テント場や風呂探しに往生することになる。真っ暗な山の中のテント場を探すのは骨が折れるし、中途半端に妥協して夜中にヤンキーバイクの音に叩き起こされたり、花火遊びに来た兄ちゃんたちとけんか腰になった過去を繰り返さないようにしたかったので。われらはビンボーではあるけれど、ツアー中であってもきちんと風呂に入って静かなところで眠るという生活の質を確保することにしているのだ◆4日目、長崎市内を出て海辺を北上。途中の直売所で揚げたてのハモ天を味わう。四国も九州もすり身の天ぷらがいろいろあっておいしい。佐世保の市内を通りぬけ、山の上から九十九島を眺め、ひじきご飯と巻き寿司を海辺の岩の上に陣取って食べる。大正時代に建てられたレンガ造りの田平教会にため息をつき、ステンドグラスの美しさにうっとりした。さらに北上して平戸島への入り口、平戸大橋のそばにある大きな草原のテント場に向かう。ここは海を望む広い草地で、かなり期待を込めて向っていた。あわよくばあと2泊はこの草原をベースにして平戸周辺を回ろうと思っていたのだったが、予想外のことがあってこのテント場を断念せざるを得なくなった。
by organic-cambio
| 2013-08-20 16:27
| 店主の雑言
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