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12月に入って穏やかな日が続いている。11月は結構寒い日があって、月末に引き取る予定だった白菜が畑で凍みてしまった。大きな株に育ったというので、どこにどうやって保管しようかと考えているうちに寒さでやられてしまった。残念。去年のこの時期も早い雪がやってきて、まだこれから収穫する予定だった野菜が雪の下に埋もれた。何事も早めに進めるのが良いのはわかっているのだけれど、寒さとお客さんはいつやって来るのかわからない。それを見極めて野菜を動かすところが八百屋の難しいところなのだ◆穏やかとはいっても、丘の上にある我が家の朝の気温はマイナス3~5℃。いつもであれば、寒がりのカミさんがしっかりと羽布団の上に毛布を掛けて朝の寒さに備える時期なのに、今年はなぜかいまだに羽布団1枚で寝ている。信州に暮らし始めて20年以上になったので、さすがに寒さに順応性が出てきたのか。それとも、勝手に体温が上がったり下がったりするお年頃のせいなのか。羊や犬は気温への順応性が幅広いので世界中に分布しているらしいが、人間も頑張れば寒さに順応することができる実証のひとつとなるか◆家とは違って店という空間は温度管理が難しい。寒い時間から店が始まり、暖かな時間を経て、日が暮れるとまた寒くなる。その間の室温をどうやって調節するかと言えば、その場にいる人の体感温度というきわめて恣意的なセンサー頼りだ。暑さ寒さの感じ方の違いは大変な個人差があることだから、複数の人間が仕事をする空間では誰もがちょうどよいという環境はなかなか作れない。誰かが我慢しなければならなかったり、我慢したがゆえに体調を崩すことになってしまったりする。天井から乾いた空気をばらまくエアコンが決して快適とは思わないけれど、全体の温度を均一に保つという点では、灯油のヒーターより多少優れているのかもしれない◆少しでも店の気温をうまく管理できるように考えた結果、サーキュレーターで天井付近にたまった空気をかき混ぜることにした。ところが、空気の動き方をきちんと計算してファンを回さないと、1か所に熱気が溜まってしまうことになる。あまり野菜売り場の気温を上げると野菜の鮮度が落ちることになるし、レジ周りには冷蔵庫からの冷気が回って来るので暖めないと寒がりのスタッフが動けなくなってしまうし、あまり暖め過ぎると研ぎ玄の辺りに熱気が溜まってしまう。あちらを立てればこちらが立たず、その日はよかったけれど明日も同じようにうまくいくとは限らず、まことに難しい◆同じ空間の中で寒さの感じ方が違う大きな理由を考えてみると、カラダの中で発熱できる人とそうでない人がいるということなのではないかと思う。店にいる時はいつもうろちょろ歩き回っている私と、冬でも茅野から自転車で通ってくる研ぎ玄のKさんは動くことで自ら熱を作り出すことができるカラダ。カミさんとスタッフ二人は、寒いとどちらも動くよりじっとヒーターのそばにうずくまってしまう熱を消費するカラダ。どちらが良いということではなくて、そんな特性があるのだろう。総じて男と女のカラダの差なのかもしれない。女の人に冷え性が多いのも、そんな理由があるのかもしれない。人間のカラダほど複雑で神秘的なものはないから、軽々しく断言などできないけれど。
by organic-cambio
| 2013-12-10 15:12
| 店主の雑言
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