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愛車ハイエースを車検に出したところ、重要な個所の老化が激しく、修理をあきらめて廃車にした。
満12歳、28万4千㎞とよく走ったので褒めてやりたい。 何とか30万㎞までと欲をかいて車検を通そうとしたのがまずかった。 乗り換えがうまくいかずにしばらくはヘボい代車に乗る羽目に。 何事も見通しが甘い、と反省。 2月にはこの欄で「新車を買う!」と宣言した。なのに、車検に出したのは「ここまで走ったのだから、あと1年ぐらいはもつだろう」、と思ったからだ。 床下から異音がしているのがわかっていたのでそろそろ潮時と思ったのに、その異音は3年前からしていたのだからもう1年ぐらいはなんとかなる、と。 修理が必要だったのは前後のブレーキと、エンジンから動力を前後の車輪に伝えるドライブシャフト。 異音が発生しているのはシャフトのベアリングが摩耗しているから、と聞いてしまったらもう考える余地もなく廃車を決めた。 一度決めたことを翻したり、物事を甘く見積もったりして判断がぶれるのは、今までの延長線上で物事を考えてしまうジジイ化の表れだ。 状況の変化についていけていないということだ。 過去の失敗を未来に生かす知恵として見せるのが年長者なのに、同じ失敗を繰り返そうとする。 愚かである。 ジジイの怨念を引きずっているお坊ちゃまに過去へ引き戻されてはたまらない。 おっと話がそれたぞ。 自分の店を持ってから、今までハイエースの同じモデルばかりを3台乗り継いできた。 だから新たなデザインの車に乗るのは、なんと24年ぶりということになる。 これはちょっと楽しみ。 いま乗っているモデルも決して使い勝手に不自由を感じているワケではないし、新しいモデルがあるから古いとされるだけで、デザイン自体が古臭いわけではない。 でも、日本のクルマや電化製品はとにかくモデルチェンジが早く、すぐに旧モデルに買い替えさせようとする。 飽きないスタンダードなデザインよりも、とにかく新しくなければいけない。 今までのモデルが丸ければ今度は四角く、直線的であれば曲線を多用するといった具合。 でも、前のモデルが空前の大ヒット作だったりすると、その面影をしっかり残していたり。 要するに、自分たちの自己主張や必要性から生まれてくるデザインではなく、売らんがためのデザインでしかない。 モデルチェンジのたびにどんどん旧モデルが生まれてしまうのだから、壮大な無駄を生産しているようなものだといえる。 機能にしても同じ。 そんなもの要らないよ、という機能がやたらと散りばめてある。 軽自動車に多いアイドリングストップなどという機能は、その最たるものだと思う。 わずかな燃費向上のために血のにじむような改善を重ねた結果なのだろうけれど、小手先の技術だとしか思えない。 すでにアメリカではハイブリッド車でさえエコカーの範疇に入らなくなってきた時代に、アイドリングの間だけエンジンを止めてエコロジーだなんて、鼻の穴からごはんが機関銃のように飛び出しそうなエコロジーだ。 そこまで真剣にエコロジーを考えるなら、やはり車には乗らないという思想があってしかるべきだ。 そこまでできないのなら、その痛みをもっと自然環境を真剣に考えるきっかけにしなくてはならない。 自分たちに痛みが及ばない範囲でエコロジーと言ってみても、鼻くそほどの効果しかないのだ。 今の日本の工業製品はデザインにしても機能にしても、昔より魅力が薄れてきたように思える。 モデルチェンジで新たな製品を作り出しているように見せているけれど、その中身の進歩はもう頭打ちなのだろうか。 大きな設備を必要とするクルマや電化製品にその頭打ち感が漂うのは、なぜだろう。 大きな会社よりも小さなベンチャー企業が新しいものを生み出すことが多いのは、実際その通りだという。 大きな会社は今までの延長線上で物事を考える人が会社の舵を握り、頭がジジイ化しているからではないだろうか。 困ったもんだな。オレたち世代のジジイ化が、社会の足を引っ張っているのだとしたら。
by organic-cambio
| 2015-06-23 16:33
| 店主の雑言
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