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夏休みの旅日記を書いているうちにどんどん秋が深まり、とうとう10月になってしまった。あと古本市まで3週間しかない。先週で顔を合わせての打ち合わせを終え、企画はすべて決まった。週末にチラシの編集を校了させて出稿。いよいよ第6回岡谷まち歩き古本市+古道具市の姿かたちが明らかになり、たくさんの方に足を運んでいただけるよう告知を進めなくてはならない。いくら企画をしたって、それが来たいと思う人に伝わらなければやっていないも同じこと。頑張ってチラシをあちこちに置いてもらったって、その場所に来る人が興味を持ってくれなければただのゴミ。告知はどんなに手をかけたって、効果がなければ意味がないのだ◆そもそも今頃になってチラシを作っているようでは遅いのではないか、と思われるかもしれない。でも、毎回真っ白な紙に絵を描いていくような企画の進め方なので、1か月前でもまだ決まり切っていないことがあるほどなのだ。ひとつのスタイルが出来上がっていないということは、まだイベントとして成熟していないということでもある。毎回参加会場が増えている現状では、スタイルが出来上がるということは成長が止まるということでもあるのだ。今回も古本市のWEBサイトを作ろうという提案があったが、毎回会場が変わっている現状ではなかなかコンテンツを作り切れないので見送った。でも、このままでは永遠に作れないかもしれないので、内容を限定して作っていくことが必要になるだろう◆古道具の出店者は昨年と同じ顔ぶれがそろったので、量的に十分古道具市と呼ぶに値するイベントになる。昨年は古道具を使って古本を並べるという斬新な試みをしてみたのだが、販売から見れば見事な失敗になってしまった。ディスプレイとしては古いもの同士が融合して良かったのだが、古道具を買う人が手に取って見ることができなかったので、古道具の売り上げが伸びなかった。その出店者からまた出店してもらえるかが今回の課題だったのだが、もう一度出店してもらえることになったので何とかリベンジを果たしたい。そのために今回は広い元家具店の会場を用意した。ディスプレイのプロがすごい古道具の世界を構築するので、ぜひ見に来ていただきたい◆今回の新機軸のひとつは、会場に古道具コンシェルジュを配置して、古道具引き取りの相談に乗ることだ。納戸や蔵の眠っている古道具を再び表舞台に引っ張り出し、それらに魅力を感じている人たちに手渡して可愛がってもらおうという趣旨。その場で買取ができればよいのだが、古物営業法という法律で本来の店ではない出店場所で買い取ることができないので、苦肉の策として古道具コンシェルジュになった。ご自宅に無垢の木で作られた戸棚や抽斗、踏み台や卓袱台、椅子や木の箱などがあったら、後日買取りに伺うので古道具コンシェルジュに是非ご相談を◆もうひとつの新機軸は着物の古着販売。古本は文字媒体の歴史を刻み、古道具は生活の歴史を刻むもの。それなら衣類の歴史を刻むものとして着物の古着は、このイベントにぴったりなのだ。山梨で着物の古着を扱う人たちとの出会いがあって、今回から扱いアイテムのひとつに加わることになった。会場は岡谷蚕糸博物館。ところが絹がテーマの会場だから着物はぴったりだ、などというのは着物など着たことのないおっさんの浅薄だった。スタッフが会期中ずっと居られるわけではないので、着物はすべて透明の袋にパッケージして並べる。それが着物をよく知る人にとっては、大変な非常識に思えたようなのだ。着物とは着丈や裄丈、袖丈をすべて着る人に合わせて作ってあるものなのに、どうしてそんな形で売れるのか、と◆ところが、そんな形で売っているものを、昔から着物を着ていた人が買うわけがないのだ。いまやネットではアバウトな丈を合わせて柄が気に入ったらポチッとボタンを押して買う、という時代。着付けだって自分でyoutubeを見て、見様見真似で着てしまう。安い化繊の新物よりは、ちょっと丈が足りなくても正絹の古着の方がよいという選び方。呉服屋さんには入れないけれど、そうやって素材の良い着物が手に入るのなら、ぜひトライしてみたいというひとがいる。そんな時代背景を理解してもらい、箪笥に眠っている着物たちに再び陽の目を浴びて街を歩く機会を与えたい、というコンセプトで着物を扱う「キモノコトハジメ」の出店が蚕糸博物館に受け入れてもらえることになった。これは古道具市にとっても新たな進歩だと思う。楽しみがまた増えた。
by organic-cambio
| 2015-10-06 15:50
| 店主の雑言
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