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我が家では子供たちに、食べものの判断は自分の感覚を信じるように仕込んできました。消費期限なんか無視すべし、食べても大丈夫か傷んでいるかは自分で判断すべし、と。言葉で伝えるより毎日の行動で教え込んできました、って言うと聞こえがいいけれど、期限切れのモノばかりだから自分で選り分けるしかない。食べたいという欲望によって、食べても平気かという判断力を養ってきたのです。
朝の食卓で「お母さん今日の牛乳酸っぱいよ~」、「そんじゃやめときな~」といった具合。まずは匂いを嗅げ、分からなかったら舐めてみろ、ひと口食べてヤバいと思ったら吐き出すべし。そんな食生活だったから消化器が鍛えられたのか、頑健だったからそんなことができたのか定かではありませんが、とりあえず4人とも健康です。そんな生活恥ずかしくないかって? いえそれが当たり前ですよ。 食べものを販売する上で、期限を設定することは必要なことだと思います。消費期限もそのひとつですが、今は何でも情報で判断することが身についてしまったので、自分の感覚より決められた日付を絶対視する人が多くなりました。私たちは無闇に期限が過ぎたものでも食べられると言うつもりはありません。人間に備わっている感覚や生理での判断力をもっと大事にしたらどうかな、と思うのです。 例えば、ただいま大流行中のインフルエンザ。それらしい症状が出たらすぐに受診をと役所が呼び掛けているそうですけど、「お家で寝てなさい」で良いと思う。無理して学校に行けばウィルスをばらまくだけ、医院に行ってもインフルと認定されて薬が出るだけ。熱を下げてくださいって人もいるらしいけど、体が頑張って免疫を働かせている状態が発熱でしょ。無闇に止めない方が良いと思うんです。 感覚的な判断というと根拠のない非科学的なものというイメージがありますが、日常的な暮らしや人間の身体については大事なことだと思うんです。ひとつの数字では割り切れないさまざまな要素や経緯があって成り立つことですから。毎日触れ合っている子供の身体については、類型的な診断よりお母さんの感覚の方が正しい場合が時々あります。我が家の子供たちの場合もこんなことがありました。 長男がまだ0歳児の時、熱があったので小児科に連れて行きましたが原因がわからなかった。翌日におむつを替えながら身体をよく見てみると片方の肩が少し大きい。とくに腫れているようには見えなかったのですが、すぐに大きな病院で検査をしたら細菌性の関節炎だったのです。すぐに入院してひと月ほど治療することになりましたが、母親は医師から僅かな兆候をよく見つけたと褒められました。 まだインターネットのない時代でしたから、手元にあるのは「家庭の医学」のような本だけ。今はネットで症状から様々な症例を知ることができます。その一方で、素人診断での思い込みで笑うに笑えない「誤診」も多いようです。症状から似たような病気を探していくうちに、とんでもない重病だと思い込んだ人もいました。ひとの身体って素人がネットで判断できるほど単純じゃないはずですよ。 今より圧倒的に少ない情報の中で感覚的な判断を下してきた私たち世代と、どれを信じたらよいのか迷ってしまうほど情報にあふれた中で暮らしていく世代とが、いまは同じ社会で暮らしています。情報を解答として受け取るか、解を出すための判断材料とするか、その使い方で大きな違いが出てきます。生活の上であまり情報に飲み込まれないよう、自分の感覚をうまく働かせて判断してくださいね。
by organic-cambio
| 2018-02-13 16:44
| 店主の雑言
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