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今週分としてちょっときわどい話題を書いたのですが、世の中にギスギスした話題が満ちているのでボツにしました。こんな時は犬の話題でまったりとしましょう。ミミがわが家にやって来たのは私が地域の総代になる直前でしたから、一緒に暮らした2年余りは個人的にかつてなく忙しい日々と重なっています。それでも精神的に安定して過ごせたのは、ミミの存在が大きく作用していると思います。
今まで飼ってきた犬はみんな外飼いだったのにミミを家飼いにしたのは、どっぷりと触れ合って暮らすためです。買ったばかりのソファを占領されても床に毛が散らばっても、同じ部屋で暮らすことを選択してみると人間とは違う存在感に気持ちが和みます。店を閉めてから地域の会議があって目をショボつかせて帰ってきても、車の音を聞きつけてソファから飛び起きて玄関まで迎えに出てくるし。
一緒に暮らしていて人間と存在感がどう違うのかというと、あからさまな愛情表現が許されるところだと思う。カミさんが寝ているところを撫で回したら蹴りが飛んでくるし、娘にブラシをかけようとすれば変態扱いされるけど、ミミは喜んで受けてくれる。ミミは私が家に帰ってくると頭を擦り付けて喜びを表すし、隣に寝そべって腕を舐めたりするけれど、カミさんがそんなことしたら恐怖だし。
ミミに看板犬の素質があると分かったのは、実際に店に連れて行ってからでした。知らない人がそばに来てもあまり怖がらないし平気で背中を撫でてもらえる。まだ6か月ぐらいの時期から店で知らない人と触れ合ってきたので、社会性が付いたのでしょう。ミミも家で暇こいて寝ているより刺激がある方が楽しいようで、喜んで付いてきています。どうぞやさしく撫でて可愛がってやってください。 ![]() #
by organic-cambio
| 2023-06-01 17:44
| 店主の雑言
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車中泊やキャンプツアーを卒業して10年近く経つ。車中泊は子どもが大きくなって車に入りきらなくなったのでやめ、キャンプ場でテン泊しながらあちこちに出かけた。ちょうど10年前の夏は長崎まで足を延ばし、西の果て生月島で気持ちが良いけれど誰もいなくて何かがあったらヤバいキャンプ場で一夜を過ごした。車中泊はコスパが良いけれど、テン泊は何よりも開放的なのが好きな理由だ。
これからは夫婦だけならまた車中泊もいいけれど、もう卒業することにしたのは場が荒れてしまったから。車中泊やテン泊で使ってきたのは主に公設の無料キャンプ場だったが、その当時ですらかなり荒れていた。ゴミが山になって夜中は騒ぎまくる連中がいて、ゆっくり過ごせる場所ではなくなっていた。無料でみんなが使える場所だと何でもやり放題になってしまって、場はどんどん荒れるばかり。
車中泊というスタイルは気ままで自由な旅ができて良いと思うのだけど、コスパが目的になって一気に荒れてしまった。いかに安く済ませるかはみんなのものをいかに勝手に使うかと同義になってしまって、道の駅や公園はどこも車中泊を締め出さざるを得なくなってきた。みんなで使うことを積み上げておけば次につながるのに、みんなのものを奪うことで車中泊はしづらくなってきてしまったのだ。
この国はとても豊かな自然に恵まれていて、野山は雑に扱ってもすぐに回復する底力を持っている。それだけに人間は野山から奪うことばかりが身に付いてしまって、ケアすることを怠ってきた。それでも野山は今日もあり続けているから、危機感を感じる人は少ない。同じように車中泊もみんなのものを奪うことを続けていると、思ったようにできなくなってしまう。そして不自由な世界になるのだ。 ![]() #
by organic-cambio
| 2023-05-17 17:03
| 店主の雑言
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いつもタコ壺の中で生きているので、世の中の通説と自分の考えに大きな差があることがよくあります。例えば人口が減っていくことについて、私は国土の広さや国内の食べものの生産規模からして減っていくことは良いことだと思っています。少子高齢化という今の状況は人口が適正化していく過程であって、戦争前後の一時期に産めよ増やせよで増え過ぎた人口を調整している段階だと思うのです。
世界の中で人口減が突出しているのだとしたら、それはこれから世界中が迎える状況を先取りしていることに他ならないし、経済規模が発展途上国に抜かれたとしても、過去になかった状況の最先端を進んでいると言えるでしょう。経済が常に拡大し続けることが資本主義の命題だから今の状況は落日だと思われているようですが、経済本位から転換できたらすごいことだしそれを目指すいい転機だし。
近くの分譲団地を犬と歩いていると空き家の多さに驚きます。もうすぐ空き家になると予想される家も少なくない。家が増えていくことを前提に作られてきた団地は、いずこも同じ状況を迎えているらしい。人口が減っていく状況が止められないことはもう明白なのだけど、人が少なくなることでプラスになることを発想できない今は、真っ暗なトンネルに入ったばかりで何も見えない状況なのかも。 イノベーションとはよく変革と訳されますが、本来は新しい価値を作ることを意味するそうです。状況が厳しい今は新たな価値を作らねばならない時期ですから、今は人口が適正化に向かっていて経済だけではない社会的な価値規範を作るときなのだと思うのです。それは何が相応しいのかわかりませんが、自然と共生することが経済に等しい価値として認められるようになってほしいと願うのです。 #
by organic-cambio
| 2023-05-11 16:26
| 店主の雑言
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気がついたらまたひとつの節目がやってきて、今回で雑言はNO.1500。そもそも紙版の週刊CAMBIOのオマケコラムですから、そちらも通算1500号。最近はSNSで雑言を読んで下さる人の方が多いので、紙版のお知らせがあることをご存じない方も多いでしょう。紙版も最初の10年ほどは手書きでA4表裏を毎週書いていました。PIGMAで太さを使い分けてほとんど趣味の世界でした。
趣味のようでも毎週書くというのはなかなかズクがいることです。それをあえて自分に課してきたのはひとえに喋りたくないから。今日はこれがおススメですとか、今週はこんなものが入りましたとか、お客さんに向かって喋るのが嫌なので紙に書いて渡すことにした。喋ると相手によって言い方や伝わり方が変るけれど、紙に書いてあれば誰にでも同じように伝わるし。まだアナログ時代でしたから。
紙面の隅に雑言を書くようにしたのは、ただのお知らせだけではなくてその中に人がいることを表すためでした。売りたいのはモノだけじゃなくて店の存在もですから、店が、その中にいる人が何を考えていてどうしたいのかを伝えたかった。商品の記事は三人称で書くものですが、一人称で書く部分があると読む人に伝わりやすいのです。だからなるべくつまらないことを面白く書くことにしてきた。
紙版の記事は毎日書くSNSの記事を転載し、編集は楽になりました。雑言を1年ほど前までSNSに載せなかったのはひとえに恥ずかしいから。何度か載せたけど反応がなかったので載せるのをやめた経緯もあります。いつまでこんなことを続けているのかといささか呆れてしまいますが、店を続ける以上は止めないだろうと思います。なぜならすっかり日常のリズムになっていて止めようがないから。 気がついたらまたひとつの節目がやってきて、今回で雑言はNO.1500。そもそも紙版の週刊CAMBIOのオマケコラムですから、そちらも通算1500号。最近はSNSで雑言を読んで下さる人の方が多いので、紙版のお知らせがあることをご存じない方も多いでしょう。紙版も最初の10年ほどは手書きでA4表裏を毎週書いていました。PIGMAで太さを使い分けてほとんど趣味の世界でした。
趣味のようでも毎週書くというのはなかなかズクがいることです。それをあえて自分に課してきたのはひとえに喋りたくないから。今日はこれがおススメですとか、今週はこんなものが入りましたとか、お客さんに向かって喋るのが嫌なので紙に書いて渡すことにした。喋ると相手によって言い方や伝わり方が変るけれど、紙に書いてあれば誰にでも同じように伝わるし。まだアナログ時代でしたから。
紙面の隅に雑言を書くようにしたのは、ただのお知らせだけではなくてその中に人がいることを表すためでした。売りたいのはモノだけじゃなくて店の存在もですから、店が、その中にいる人が何を考えていてどうしたいのかを伝えたかった。商品の記事は三人称で書くものですが、一人称で書く部分があると読む人に伝わりやすいのです。だからなるべくつまらないことを面白く書くことにしてきた。
紙版の記事は毎日書くSNSの記事を転載し、編集は楽になりました。雑言を1年ほど前までSNSに載せなかったのはひとえに恥ずかしいから。何度か載せたけど反応がなかったので載せるのをやめた経緯もあります。いつまでこんなことを続けているのかといささか呆れてしまいますが、店を続ける以上は止めないだろうと思います。なぜならすっかり日常のリズムになっていて止めようがないから。 ![]() #
by organic-cambio
| 2023-05-03 17:15
| 店主の雑言
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今年は桜が咲くのが例年より2週間ほど早く、店前の八重桜の並木もいつもなら5月連休が見ごろなのにもう咲き始めました。やがて大量の花びらが舞う桜吹雪がやって来ると掃除が大変なのですが、一年のうちほんの一週間ぐらいですから風物詩として許せます。桜は花が綺麗なので大事にされますが、けっこう管理に手がかかる木です。事情で伐ることになると感情が絡んで面倒なことも起きます。
八重桜並木はちょうど店の向こう側で3本分ぐらい途切れるのですが、これはかつて交差点に信号がないころに事故が相次いだため、見通しをよくするために伐ったそうです。われらが店の大家さんがその時の区長として決断されたそうですが、大変な苦情を受けたと話していました。その一方では花弁と枯葉の掃除が大変だから伐って欲しいという要望もあって、人間は勝手なものだと思わされます。
私が住まいのある地域で総代を務めた時期にも桜の木を伐る話があって、大家さんの話を思い出して慎重にコトを進めました。個人的には木を残したかったので抵抗を試みましたが、結果的にはそれが伐ることに反対する人を説得する材料になるという皮肉な結末に。すったもんだの末、今年の開花目前にして、妨害に備えて町の顧問弁護士が立ち会う中で、樹齢70年の桜を伐ることになりました。
桜の木を個人宅の庭に植えることがないのは、虫や病害で管理に手がかかるからだそうです。道路や土手の並木、あるいは公園や会社の植栽ばかりなのは管理する費用を行政や会社が負担するからです。管理は人任せにして花だけを楽しみ、伐るとなれば反対運動が起きるところも桜は人間の勝手を象徴するような木だと思います。パッと咲いてパッと散るのがいいって、戦争の美化にも利用されたし。 ![]() #
by organic-cambio
| 2023-04-19 16:50
| 店主の雑言
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