振り返ってみると、今年もいろいろな所に出掛けてきた。時間ビンボーを自称しているものの、わずかの休みでも必ずどこかに出かける、という行動パターンの成果である。
そこで、残りわずかとなった今年の、足跡を振り返ってみることにした。
正月には関西の妻の実家に帰った。まずは商売の神様の大元締め、西宮戎神社(えべっさん)にお参り。娘たちはいくつになっても何よりもおみくじ。おっさんは珍しく「大吉」を引いたが、今になって振り返ってみると、どこに吉があったんかいな、という一年であった。
4日は毎年恒例の京都へ。今年は本願寺から三十三間堂へ。ところが三十三間堂の直前で甘味処に吸い込まれてしまい、出てきたらもう拝観終了となっていた。そこで、ズクを出して東寺まで歩いたが、これまた門がしまってしまったのでまたまた「しまった!」
5日は帰り道に奈良に寄って、唐招提寺へ。平成の大改修が終わったと思っていたら、まだ終わっておらず、金堂は外から眺めただけ。鑑真和上像も見ることができなかったが、この甍の美しさには目を奪われた。