わずかではありますが、日の出の時間が早くなってきました。この2月は寒さがまだ厳しいものの、ぐんぐんと明るい時間が長くなるので「光の春」と呼ばれるのだそうです。
2月は天気も春らしくなってきます。天気図を注意して見ていると、雪や雨などで天気が崩れた後にシベリアの高気圧ではなく中国から移動性の高気圧がやってくるようになります。その高気圧が日本の真上を通過する1~2日間は、無風快晴の好天になります。
そんな日はぜひお弁当と暖かいお茶を持って、雪野原に出かけてみてください。そうですね、この辺であれば八ヶ岳や霧が峰周辺がおススメです。車で入れるところなら、そんなに危険はありませんから子供連れでも大丈夫でしょう。スノーシューやクロスカントリーのスキーがあれば言うことなしですが、深い長靴を履いて山を眺めながら温かいお茶を飲むだけでも気持ちが伸び伸びします。
広くて真っ青な空、白く輝く山、さまざまな影を映す木々、まぶしく光る雪・・・。動物の足跡を追いかけてみたり、深いヴァージンスノーにダイビングしてみるのもいいですね。きっと「光の春」を実感することでしょう。ただし強い紫外線で雪盲にならないよう、サングラスやゴーグルをお忘れなく。 2004/2/3