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月曜日の彷徨は、大岡村、高遠、山梨と反時計回りに廻って来たので、今回は北に向かった。白樺湖を越えて立科町へ。さらに通り抜けて小諸にやってきた。途中、桜の花が所によってはまだ蕾、満開、落花とさまざまな咲き方をしていた。標高や地形によって千差万別の桜を観られるのは、この地、この時を逃してはあり得ない。
小諸にやってきたといっても、例によって目的地などというものがない。予習もしてこないから、どんな街の構造なのかもワカラナイ。そんなときは、アリンコが触覚であっち向いてチョンチョン、こっち向いてチョンとやるように、街の中を走りながら今日の気分に合った店や風景を探していくのだ。 御牧が原の台地上を走る千曲ビューラインから、国道141号に出て市内に入っていくと病院があった。その上の台地に上がると古い街道に出た。そのまま上に行くと18号に出てしまったので戻って古い街道(北国街道)を上田の方向へ。街並みが古くなってきて、触覚が忙しく道端を探る。荒町という信号を通り過ぎると、漆喰と黒壁の古い町並みが現れた。 この辺りを歩こうかと思って駐車場を探すと、蕎麦屋の駐車場があったので今日のお昼はそばに決まり。入り口に唐破風がのしかかる蕎麦屋「そば七」は、古い町屋を改造したらしい。中の土間と座敷が客席。土間に面した格子戸と紙のお品書きが何とも庶民的。 そばは二八なので色白でコシが強い。みせのしおりにおわびと称して「当店は、いわゆるそば通をうならせる店ではございません。そば好きに喜んでいただける店を目指しております。ごめんなさい。」とある。ボクたち、そういう店が好きなんです。 蕎麦屋の並びの骨董屋。このアイデアは素晴らしいと思うけれど、ちょっと近寄り難い。 再び小諸の街を車で探る。懐古園なる有名観光地があること、そこが桜の名所であることも当然知っていたが、あえて近寄らず。大型バスが何台もその方面から湧いてきたので、状況は推して知ることができるからだ。君子危うきに近寄らず、なのだ。 小諸市街を抜け千曲川を渡って、再び御牧が原の台地に。以前から気になっていた「読書の森」へ。小さな案内板を頼りに走ると、こんなところに!と思うような野原の中に「読書の森」はあった。たくさんの本に囲まれた店でコーヒーとケーキの味わいながら、ずっと読んでいたのは店の月刊通信。やっぱりよその店の通信は、自分でも毎週書いているだけに気になるのだ。ちょうど同じころに店を始めたことが分かり、店主の年代もほぼ同じと察した。イベントをたくさん催してこられたようで、我らのような物売りとは違う奥の深さを感じさせる店であった。入り口にかけてあった「どうぞえんりょはいりませぬ」という文句がよかった。どこかで聞いたことがあるような気がしたが、それがなかったらちょっと入っていいのかどうか迷う雰囲気も漂っていたから。 そしてこの方が「読書の森」のロバのジグさん。ちょっと顔が長いけど、女の子。優しそうな目、立派な耳、慎ましげなお口・・・。でも朝や夕方はあの声で鳴くのかなぁ、というのが「ホヒィ~ホヒィ~ホヒィ~!」という絞め殺されそうなロバの鳴き声に驚いた経験のある、我ら二人の心配事。それにしても、今日はロバにお会いできるとは・・・。いつも結末に至ってから、毎回の彷徨ぶりに我ながら呆れてしまうのであった。 2010/4/21
by organic-cambio
| 2010-04-21 14:55
| 戯れ道中
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