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我が家の4番目のチビ娘も高校2年生となり、ただいま反抗期真っ盛り。チビ娘なんてここに書いたのがばれたら、「ふん・・・」と鼻息を吹いて、蛇が転んだ時のような顔をしてにらむのだろう。
子供たちはそれぞれに性格が違うのと同じに、反抗期のパターンもそれぞれだった。まあ反抗期とはいっても、親がからかって遊んでしまえる程度だから、我が子供たちの場合は大した反抗期ではなかったのかもしれない。でも、這い這いを十分にしないうちに歩き始めた子供は、大きくなってからもしょっちゅう頭やらスネやらをぶつけて青あざを作っているように、反抗期も十分に周りとぶつかって自我の角を落としておかないと、あとでいい大人になってから時期外れの反抗を起こすことになりかねない。どこかの八百屋のおじさんのように・・・。 購読している全国紙が反抗期の親の悩みを特集していたので、興味深く読んでしまった。親と子の関係は反抗期の一時期だけ取り出して考えても無理なので、そこに至る十数年の親子関係によって大きく変わるような気がする。我が家のように、父親は遊ぶ時以外は何につけてもグータラで、母親はいつだってノホホンとしていると、子供たちは反抗しようにも反抗し甲斐がなかっただろう。何につけても「まあいいか」だからね。 一方で新聞に悩みを寄せる人(なんと掲載されていたのはすべてが母親からだった)は、とても真面目で親自身のプライドが高く、子供はこうあるべきだという答えをもっているように思えた。さらに、ケータイをチェックしたり、外出の後を尾行までする親がいるというのには驚いた。これはもう子供の反抗期というよりも、親の支配欲と子離れの問題だ。 子供はひとつの成長の段階として反抗期を迎えるわけなのだけれど、親もそれに応じて変化していかないと子供の意識との間にずれが起きる。子供はもう大人の入り口に来ているのに、親の子供に対する意識は子供がかわいい小学生のころのまま、ということがあるのだろう。記事中の「今までの子育てが否定されているようで、つらすぎます」という悩みに表れているように、反抗期は同時に子離れでもあるので、変わらなければならないのは親のほうが先であるべきだ。それなのに、子供の反抗期のほうが先んじてしまったために戸惑ってしまう人が多いようだ。 PTAなどに関わって子供をめぐる悩みを聞いてみると、本当に子供の問題なのか、子供をめぐる親の不安の方が問題なのか、分からなくなることが多かった。今はテレビや雑誌などが様々な問題をわかりやすく答えに結び付ける番組や記事を提供するので、誰もが自分の悩みに答えを与えられることに慣れてしまっている。でも、いろいろなファクターが絡み合う子育てには、なかなかピタリとハマる答えなんかない。おまけに子育ての結果だけは一生付き合わなくてはならないから、誰もが不安になる。だから、悩みは深い。それはよくわかります。 でも、我が子はこうあってほしいという答えをもって子供に向き合うと、悩みは深くなるばかりだ。だから、そんな答は端から持たないほうがいい。どうなろうとも「まあいいか」と受け入れる。だって、子育ての答えが出るのはいつのことなんだろうと考えれば、そんなこと待っていられるわけがないでしょ。 反抗期の子供たちと自分たち親の関係を考えるときに、よく思い浮かべるシーンがある。それは養殖で卵から育てた魚や釣り上げた魚を放流する場面だ。両手で魚を包むように川に入れ、水に慣れたところでゆっくりと手の力を緩めて、魚が自分で泳いで行くのを待つ、という場面だ。子供が成長して自分で泳げるようになったときと、自分たち親が子供たちを水に放すときを思い浮かべるために、とてもいいシーンだ。2010/9/14
by organic-cambio
| 2010-09-14 17:26
| 店主の雑言
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