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土曜日の午後は1週おきに図書館に出かける。先週も2か所をハシゴして、計7冊ほど仕込んできた。最近の本屋さんは雑誌とコミックと文庫本ばかりだけれど、図書館に行くと、新刊コーナーに本屋さんの棚には並ばないような、決して売れ筋とはいえない面白い本があったりする。コレという目的の本を探すわけではなく、その日その時に出会った本を借りるのであれば、図書館で本を探す時間は実に刺激に満ちている。
図書館には、その自治体の財政事情が如実に反映されるような気がする。よく利用する伊那市の図書館は、上伊那広域の図書館という役割も担っているからか、本の数も多い。隣の南箕輪村の図書館は、住民が増えていて財政的に豊かなこともあって書架に本が入りきらず、横積みになっている。岡谷は街の大きさの割には本が少ない上に、分類がへたくそでノンフィクションがいろいろな書架に収まっている。オラホの町の図書館は、本の全体数も新刊の数もちょっとショボい。 そもそも人口2万人強、ずっと人口減少が続くオラホの町のような自治体で、満足できるような図書館を期待することは無理があるのかもしれない。南箕輪村のように1万2千人の人口でも、人口も税収も増えつつある自治体なら、住民サービスを充実させるために図書に予算が付けられる。人口が減りつつある町では、直接の住民サービスを優先しなくてはならないから、図書には予算が付けにくい。それは仕方がない。でもひと口に本といっても様々だから、書架に並んでいるテーマの数や深さで、その自治体の知的蓄積がおぼろげながらわかってしまうようでちょっと悲しい。 ところで、今週の本はなかなか豊漁だった。家に帰って床に寝転んで本を広げ、あっちの本こっちの本とつまみ食いのように読み散らかす。やがてどれかの本に捕まってページをどんどん繰っているうちに意識が飛んで、「ご飯だよ!」と起こされるまでよだれを流す。夕食を食べ終わって本を持ってベッドに行くと、小娘が寝転んでTVのバラエティを観ているので臭い屁をこいて追い出し、再び本を開く。歯を磨いてすぐ眠れる態勢にして読むと本当に眠ってしまうので、最近は眠くなったら歯を磨いて目を覚ますようにして粘る。それでも30分もしないうちに目玉と頭の回路が空転し始め、何度同じ行を読んでも頭が理解できなくなり、諦めて眠ることになる。まだ午後10時前。 今週借りた本で期待しているのは、村松友視の「帝国ホテルの不思議」。あの帝国ホテルを支えるスタッフや職人や裏方さんたちのホスピタリティを、インタビューを交えて書いていく。数年間に出た京都の老舗旅館を舞台にした「俵屋の不思議」がとてもよかったので、今回も期待。 個人的には帝国ホテルには変な思い出がある。学生山岳部の時代に窓拭きのアルバイトをしたことがあるのだ。17階建ての新館の屋上からゴンドラを下ろし、ひとつひとつの窓を雑巾とスキージーで拭いていく作業。ホテルの屋上には小さなクレーンにつられたゴンドラがある。壁面にはめ込まれているガイドレールにゴンドラのローラーを差し込み、リモコンでクレーンを操作しながら下りて行く。 その屋上でのゴンドラの脱着が大変だった。ゴンドラは軽いと安定しないので、屋上から重し代りに人間を乗せて釣り上げ、空中にゴンドラを浮かせて壁面に下ろす。壁面のレールに嵌るまでは風に吹かれて揺れるので大変怖い。17階建の高さの空中だから高度感はご想像頂きたい。下から上がって来る時はさらに怖い。ゴンドラがレールから外れた途端に、風にあおられて大きく空中に振られた時などは「おわわわ~!」と絶叫してしまった。おっと、ずいぶん話が脱線してしまったぞ。今日は何の話を書くつもりだったっけ?2011/9/27
by organic-cambio
| 2011-09-27 17:11
| 店主の雑言
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