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体重が減らなくて困ってます。夏前から危険なレベルに達していたので、心して食べる量を減らしてきたつもりなのだけれど、やってるつもりで減るほどこの問題は甘くはない。むかし子供のころ、飼っていた金魚がえさをやると水面でパクパク食べるのが面白くて、餌をやり続けた末に金魚は腹を膨らませて死んでしまった。今のオレはまるであの時の金魚と同じだな、と時々思う。朝から晩まで食べものを商うために動き回り、疲れて座るとそこには期限が切れたパンやお菓子が、食べなければ捨てられる運命を待っている。それはまるで殺処分を待つ犬や猫たちのようで、元飼い主である店主としてはとても見捨てることはできない。だから、カビが生える前に食べてあげようとする。その結果いくらでも餌を与えられる金魚と同じように、腹が膨らんでしまったのだ。なんちゃってね◆食い過ぎオヤジが言うのもおかしいけれど、食べものは人のカラダを育んでくれるものだから、なんでも適度に食べるのが一番だ。こんな食べものの商いをしていると、店主は菜食で玄米を食べているものと思われることがあるが、玄米を食べることなどめったにない。はっきり言えば玄米は嫌い。美味しいと思わない。今はカラダが求めていないからなのだろうと思う。カラダが求めていなければ美味しいとは思わないだろうし、何よりも頭で美味しいと思うだけで食べ続けることは、それ自体が不健康だと思う◆だから健康になるために玄米を食べようと思って来店した方には、積極的にはお奨めしていない。玄米に大きな期待を寄せて、鍋や器具をそろえようとする方も多いけれど、少し食べてみて続けられるようだったら、美味しく食べるために鍋や器具をそろえることをお奨めしている。玄米を食べることで健康を回復したり、毎日玄米を楽しんで食べている人がお客さんには多いけれど、玄米を食べた結果だけではないと思う。玄米を食べるようになると、必然的におかずの構成や料理の仕方も見直すことが多い。それを長く続けた結果として、質素な料理でカラダが成り立つようになる人が多いのだろう。そこに至るまでの道のりは長い。いきなりお米を玄米に替えたことで受ける、ストレスや家族の反発というデメリットも考えておかなくてはならないのだ◆そんな食べものとカラダの関係があくまでも推測でしか成り立たないのは、人間のカラダは決してひと通りではないからだ。遺伝的な特徴はもちろんだけれど、今に至るまで続けられてきたそれぞれの家庭の食生活が千差万別であるがゆえに、同じものを食べたとしても受け入れる側のカラダの反応が同じにならないのだろう。仮にある食べものとの因果関係について膨大なデータを集めたとしても、結果としては期待値を示した人が示さなかった人よりも多かった、という結論でしかない。それはひとつの希望ではあるけれど、今まで累々と積みあがった期待外れの結果の多さを見れば、単なるマスコミのお遊びに過ぎないことは明らかだ。だから、注目を浴びた食材を新たに仕入れて店頭に並べることもしないし、お問い合わせには否定的なニュアンスでしかお答えしていない。悪意はありませんのでご理解下さい◆我が家の食事は調理主任であるカミさんが、素材や料理を大別しローテーションで決めているようだ。肉が主役の料理が二日続くときはないし、煮物ばかりが続くこともない。それだけに毎日考えるのは大変だろうと思う。一日の中で一緒の食事をするのは夕食だけだけれど、その中でカミさんが最大限の努力をしているのは「今日は何種類の野菜を食べたか」だ。自分でたくさん使ったと思うときは数えて教えてくれるが、だいたい10種類は越えている。肉や魚を使ったら、その量に応じて野菜も増える。稼業として野菜を商っているのだから当然といえるけれど、食事としては至極まっとうだと思う。そして言うのは、「野菜を中心にして色々な物を偏らずに食べていれば、スーパーフードなんて必要ないのよ」。その通りだと思う。あとは金魚オヤジが見境なく食べて腹を膨らませるのをやめるだけだ。
by organic-cambio
| 2015-11-24 16:32
| 店主の雑言
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