このところ、古本市の企画が急速に進展したり、長崎まで出かけて行ってディープなまち歩きを体験したり、店の変革が緒についたりと、ここに書くことがてんこ盛りです。ところが、一気に頭に素材を突っ込んだせいでまだ十分に消化できていません。うれしいことにこれを書く日曜日にお客様が増えて、画面を見ながら眉根にしわを寄せて口をへの字にして腕を組む時間もとれなくなってきました。
先月から始まった昼飯抜き生活が1か月たち、体重が5㎏減って軽くなりました。体を動かして実感できるほど軽いということは、今まではそれだけ無駄なお肉を背負って暮らしていたということ。これは解放されてみると結構快感で、もっと軽くなってしまいたいと思うのですが、あまり急激に体重を落とすと思わぬものが飛び出してきそうなので、この辺で体重を維持するように少し食べようかと。
このひと月で減った体重はほとんど贅肉でしたが、これ以上減らすと筋肉まで落ちていくでしょう。このトシになって(まだ若いっすけど)筋肉が落ちると、取り返すのは容易じゃない。ただでも運動にあてる時間などない生活なのだから、普段の仕事と生活で使う筋肉しか残っていないはず。だからこの辺りでいったん体重を維持する食事に切り替えないと、貧相なガリガリオヤジになってしまう。
30台で腰を痛めたときに気付いたのは、筋肉があるうちは押さえつけていたカラダの歪みが、筋肉の衰えとともにいろいろ現れてくるのです。決して大事にしてきたとは言えないけれど、壊れにくい材質だったおかげでここまで動き続けてきただけなので、あまり粗末にするとまた廃人のように動けなくなってしまうのではないか、という懸念が頭をもたげたのです。もうあんな痛い生活イヤだし。