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「春市2018」のチラシが刷り上がって、通算で11回目になるイベントが本格始動しました。もう4月になってしまいましたが、準備は1月から始めていたので、事務局としてはようやくたどり着いたという感慨があります。秋市が11月初めに終わると目の前にはクリスマスとお正月がぶら下がっていて、気が付くともう年が明けています。半年に1回というペースは結構慌ただしいのです。 今回の始動は難しく、事務局メンバーで3回集まってスタートを試みたものの、腕を組んで唸るばかりで結論を出せなかった。仕方なく引き取ってまとめようとしたものの、白髪交じりのタワシ頭は空回りするばかり。もう今回はやめようかと何度も思いながら、開き直って原点に戻ったところまでは先月書きました。始まってしまうとそれで何が変ったんだ?と思うのですが、今回は苦労しました。 数回前から企図していたのは、古本市を脱して街のイベントにすること、イベントをプラットフォーム化して企画や参加をシンプルにすること、のふたつでした。古本市を脱するのは、古本屋さんの高齢化で会場まで本を運び上げるのがゴシタくなってきたこと、古本を求める人が固定化してしまったことにあります。楽しんでもらえるアイテムですが、それだけでイベントを続けるのは難しかった。 そこで街のイベントに衣替えを図り、テーマに沿ったイベントを展開するのではなく、それぞれの会場が得意とする内容で多様なイベントを繰り広げる形にしました。イベントを全員で企画していたのが前回までのスタイルでしたが、今回からは春市/秋市というプラットフォーム(台)の上にいろんなイベントが乗っかるという形になった。全員での打合せは9回から2回に減らすことができた。 さらにこのイベントは企画運営がボランティアで、イベント自体で収益を上げる目的はないこと、市内で営業する商店や活動する団体の自主的な集客イベントであること、をはっきりさせました。とりあえずやってみることでスタートしたまま、いまだにそんな基本的なスタンスも全員で確認していませんでした。誰でも参加できる形にするためには、この機会に明文化しておく必要があったのです。 問題は費用をどう賄うか。街なかで開催するイベントには公的な補助金を元手に始めるものが多いのですが、自主的なイベントなのだから補助金を当てにするのではなく、商売と同じように収支を合わせていくことが必要です。毎回TMOという街づくり資金から援助を受けてきましたが、自分たちで売り上げを立てて、その中から経費を出せるようでなくては自立したイベントとは言えないのです。 ただ楽しいイベントを繰り広げるのではなくて、結果を出して存続しなくてはならない。それは日々の商売と同じです。商売でどこからかの補助を当てに続けることはありえないのですから、イベントも自分たちで稼いで成り立たせる。売り上げを作れない公営施設は、参加費に見合うだけの公設としてのネットワークや広報を展開してもらう。公設と民間が同じ土俵に乗るための工夫もしました。 第11回になるイベントはこうして今年も開催されます。やりたいから始めたイベントが街の中で認知されて続いていく過程は楽しいことでした。いろんなことを勉強させてもらい、いろんな人とつながることもできました。まだ大事な仕事が残っていて早晩片付けなくてはならないのですが、それはイベントの主催者を挿げ替えること。バトンを誰かに渡さなくてはならない。なるべく若い人にね。
by organic-cambio
| 2018-05-13 17:35
| 店主の雑言
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