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今年も最終週を迎えます。お付き合いありがとうございました。今年もいろいろなことがあり、いろいろなことが変わりました。来年はさらに大きく変わることが起きるかもしれません。今までの延長線でものごとを考えることに慣れてしまったので、大きく外的な変化を加えることでルーティンな考え方から脱しようという試み。10回以上続けてきたイベントもその一環で大きく見直しています。
個人的なことですが、この2年ほどはメンタルの不調に苦しんできました。ノーテンキなスポンジ頭だけにそんなことは起きないはずだったのですが、意外なことにゾウに踏んづけられたのです。日常的には差し支えなかったのですが、ものごとを積極的に考えることができず、店もイベントも立ち止まったままになってしまいました。ようやくゾウが立ち去ってネズミが走り回るだけになったところ。
その間にため込んできた「いいな」と「やりたいな」がこのところどんどん発酵が進んでいて、もうすぐ頭のてっぺんから泡を吹きそうな気配になってきました。自分でも楽しみです。来年は新しい展開が始められるかもしれない。そんな期待を持つのも久しぶり。店の中にはまだ使えていないスペースがあり、固定観念でできないとあきらめてきた内容の蓋が開くと、一気に突っ走るかもしれません。
まだ内容をはっきりお話しすることはできませんが、私たちが長い時間をかけて積み重ねてきたことの中から、いくつかのコトを生み出すことです。モノを売ることを続けてきましたが、それをコト化することがひとつ。時間が進んでいく中で、今のうちにたくさんの人と共有しておきたい大事なハナシを掘り出してコト化することもそのひとつ。モノとコトが共存する世界を構築することになります。
思えば、店という器は実に変幻自在です。ふだんはモノを売る場として機能していますが、それは不特定多数の人が行き交う場でもある。モノを売る私たちと買うお客さんとが相対する場所であるけれど、そこにモノを作る人がいればもっと関係性は広くなるし、三者が相まみえることで起きる化学反応だってあり得る。そもそも交易所という意味を含んだCAMBIOはそんな場所であるべきです。
通販という販売スタイルが増えるに従って、店という場を維持できるのかと危惧した時期もありました。年月を経てお客さんの世代が替わり、八百屋という販売スタイルが過去のものとなるのではないかという恐れを抱いたこともあった。それらの変化は現在進行形で存在していますが、マスな現象の裏には必ずオルタナティブな層が発生します。私たちもお客さんもその層に存在すると思うのです。
店という場は、食べものの販売にとどめず発信をしたり人が集まったりすることで多機能化することができます。それが実現してきちんと回っていけば、モノを手に入れるための機能や情報がどんなに変わっても店という器は維持し続けられる。小さな店は不安定であるけれど変幻自在でもあるわけで、それは何も縛るものがない個店の特性ということができます。苦しい状況は逆手に取るものなのだ。
とは言ってみるものの、どれもまだ緒についていません。何ごともヒトモノカネがなければ絵に描いた餅。それ以前にものごとには動かすエネルギーが必要。頭のてっぺんから泡を吹くほどのエネルギーがたまれば考えていることは動き出すはず。来年はそんな変化の年に、おっと、地域の役も務めなくちゃならないぞ。忙しくなりそうです。一年ありがとうございました。良い年をお迎えください。
by organic-cambio
| 2018-12-25 17:31
| 店主の雑言
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