カテゴリ
最新の記事
以前の記事
2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 05月 最新のコメント
検索
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
1
CAMBIOはこの19日で25周年を迎えました。店がある地区の今年の小学1年生にはお客さんのお子さんが多く、それぞれがお友達になったり保育園からのお友達だったりします。学校の帰りにCAMBIOでお母さんと待ち合わせしたり、キッズコーナーで遊んで待っていたりすると、孫ができたような気分になります。私たちも長女が入学するのに合わせて岡谷にやって来たので、今年の1年生を見ながら25年という時間をかみしめています。早いもんだなぁ。あっという間だったなぁ。
知らない子ばかりの中に放り込まれた長女は大変なストレスに苛まれていたようで、何もないような顔をして家を出て学校に歩いていったものの、途中の橋の上で川を見つめて泣き始めてしまいました。それを近くの写真館の奥さんが見て、ランドセルに書いてあった電話番号を頼りに、我が家に連絡してくれました。家から私が走って行くと、娘は下を向いて涙をポロリポロリとこぼすばかり。仕方なく抱き上げて学校まで連れて行くと、学校にも連絡が入っていたようで、6年生のお姉さんたちが数人で迎えてくれ、手を引いて教室に連れて行ってくれました。思いだすと涙がにじむような光景です。 同じころに保育園年中組の長男も、お腹が痛い日が続いて医者に連れて行ったもののどこも悪くない、ということがありました。親は新天地で開く店に希望全開の日々でしたが、子供たちは新しい関係を作るためにストレスと戦っていたのです。彼らの父親だって物ごとをきちんと考える人ならば、知らない土地でいきなり商売を始めることが不安で、ストレスに苦しむ日々だったのかもしれませんが。 こんな話は最近書いたばかりのような気がするので、話を変えます。「春市」の打ち上げも終わり、すぐに「秋市」のことを考え始めました。イベント全体はうまくカーブを曲がり始めたものの、置いていかれるようにわが店の企画は陳腐化してしまったという状況。でも、「戦争プロパガンダポスター展」は今だからこそやらねばならない企画だったので、この結果にはあまりとらわれてはいません。 それより「秋市」にはどんな企画を携えて臨むのか、今から頭が痛いところですっていうのが先週まで。打ち上げでみんなでわぁわぁと話しているうちに、そこから脱するヒントが見つかりました。何のことはない、古本市から「春市」へカーブを曲がるために自分が実行委に提案したことを、すっかりと忘れていたのです。若いメンバーに「なに言ってんですかスズキさん」と笑われてしまいました。 どの会場にも古本を置く古本市から、会場の特長を生かしてお客さんに街の多様性を楽しんでもらう「街の市」に変身する、という提案をもとにそれぞれが企画をして好評を得たのが今回の「春市」でした。自分たちが持っている特長を生かすという大事な部分をすっかり忘れて、秋は今まで古道具をやって来たからどうやって2階で古道具を売ったらよいか、とばかり考えていたのです。よし、この方向性で行こう!とみんなが進み始めたのに、言った自分はまだ昨年の延長線上で物事を考えていた。 そこで次の「秋市」は、オーガニックや食べ物、有機農業や自然と共生する暮らしをテーマにイベントを考えることにしました。古道具はもう専門店が2軒あるのですからそちらに任せて、自分の専門領域で楽しんでもらう。これこそ街のコンテンツとして存在を発揮することになるわけで、「秋市」が目指す方向性と一致します。今頃気づいていないで、もっと先んじないといけませんね、何ごとも。 ![]() ■
[PR]
▲
by organic-cambio
| 2017-05-23 16:09
| 店主の雑言
|
Trackback
|
Comments(0)
「春市」が終わって1週間。今度の土曜日には実行委員会の打ち上げを控えて、今回の反省と次回への希望や課題を文章で提出しろと言っておきながら、自分で決めた締め切り日になってもわが店の分を全然書いていないという体たらく。ここで次回への起動をきちんと仕掛けておかないと、すぐまたサボって遊んでしまうのだから、と自分で自分の首を絞めている困ったおじさんがここにおります。
さて、今回の反省も次回への課題もいっぱい見えてしまった、第9回にして初の「春市」。どう締めくくりましょうか。古本市というスタイルから、街のイベントである春市へと転機になった今回でしたが、イベントのスタイルに限らずいろいろな面で転機が訪れているようです。例えば前回書いたように、食材店の2階で古本を売るというクロスオーバーなスタイルが、もう飽きられてしまったこと。 その一方で、「おどるでいらくん市」には大勢の人が押しかけてくれたことは、そんなイベントの仕掛け方に転機が来ていることを痛いほど認識させられました。 この数年のイベントのトレンドは、「おどるでいらくん市」のように様々なオサレなお店が1~2日の会期で一カ所に集まるマルシェ。近在はもちろん県外や東京などから出店者を招いて、その集合体として魅力を発揮して集客します。それぞれのお店のファンが、また違うお店に出会える楽しみを期待して集まってくる。その相乗効果で渦巻きを発生させることが主催者の力量。つまり全体のセンスを見通せる目利きが必要なのです。そりゃあ、八百屋のおっさんには無理だわ。野菜の見立てや畑の様子を見極めるのとは全然違うもん。 でも、今の実行委にはそれができる人が現れたのです。古道具という、現物を扱う仕事ながらきわめて感覚的な判断が必要な店を運営していくには、世の中のヒトビトが感じていることを先んじてキャッチするセンサーが必要なのですね。さらに世代的にも、イベントの出店者としても来客としても中心になる世代ですから、感覚的に何事も違和感がない。事務局を構成するメンバーとは親子に近い歳の差がある。これは埋めがたい差ですが、私たちにない感覚の差でもあってありがたい存在なのです。 ただ、アナログ世代のおじさんとしては、かつての雑誌の特集を見るような気がする。今はこれ!的なイベントは、表層に現れた時点ですでに波のてっぺんにあるようなもの。波はゆるゆると通り過ぎていき、気が付いた時は引き波に流されている。今ではなく次をやらなくてはならない。一点集中型のマルシェと、街中に点在する会場をどうリンクさせるか。それが次回以降の大きな課題になります。 ![]() ■
[PR]
▲
by organic-cambio
| 2017-05-17 08:35
| 店主の雑言
|
Trackback
|
Comments(0)
古本市改め「春市」が終わり、身体にまとわりついていた疲れが少しずつ離れていき、今度は質の違う疲れが新たに溜まりつつあります。新たなスタイルで臨んだイベント全体は成功に終わったと言えるでしょう。唯一失敗があったとしたら、自分の店の企画でしょう。戦時中のポスターという題材からして、多くの売上げが立つとは思っていませんでしたが、営業という面からからみると大コケです。9回の中で最低に終わりました。その理由はだいたい掴めています。お客さんとしても出店者としても、食材店の2階で古本や古道具を売る、というスタイルの賞味期限が切れたのだと思います。次からは新たな企画を立てて臨まないと、わが店まで足を運んでもらえなくなるでしょう。次の開催まではわずか半年しかないわけで、その間に全体の企画を進めつつ、自分の店の企画もするというのはなかなかハードです。店を週6日回すのに加えて、その重荷を負うことができるのか。おかげさまで色々な経験を積んできたので、そのくらいではめげていられません。すでにもう次のことを考えています。
![]() ■
[PR]
▲
by organic-cambio
| 2017-05-14 15:01
| 店主の雑言
|
Trackback
|
Comments(0)
1 |
ファン申請 |
||
外部サイトRSS追加 |
||